COLUMN 独身女性の老後はどうする? おすすめの住まいと注意点

独身女性の老後はどうする? おすすめの住まいと注意点

生き方が多様化する昨今は、独身で老後を迎える女性も多いといえます。
悠々自適な老後を送りたいと思いながらも、住まいや資金面に不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、独身女性の老後の暮らし方・住まい・注意点について説明します。
豊かな老後を迎えられるよう、早めに備えることでできるだけ不安を減らしていきましょう。

独身女性の老後に必要になるお金

総務省の2021年度の家計調査によると、65歳以上の単身無職世帯の1ヶ月の消費支出は約13万円が平均値となっています。
年間で考えると約156万円、90歳まで老後の生活を続けると仮定すると、総額は単純計算で約3,900万円という数字になります。

一方、同じ資料によれば1ヶ月の実収入は約13万円で、可処分所得と呼ばれる税金や社会保険料を除いた所得は約12万円です。
月の収入と支出がほぼ同額となっているため、余裕を持って生活するためには、やはりまとまった貯蓄が重要になることがわかります。

老後は基本的に、年金が収入の中心になる場合が多いです。
老後に向けての備えがどれくらい必要なのか見立てるためにも、自分が年金をいくら受給できる見込みなのかを早めに把握しておくとよいでしょう。

独身女性の老後におすすめの住まいは?

独身女性の老後におすすめの住まいはどんなものがあるのでしょうか。
主な選択肢と、それぞれのメリットや注意点を紹介していきます。

賃貸(マンションやアパート)に住む

老後は賃貸契約でマンションやアパートに住むのも選択肢の一つです。
賃貸は物件数も多いため、自身の希望に合う住まいが見つかりやすいというメリットがあります。
月々家賃などを支払う必要がありますが、それ以上の出費がないため、資金管理はしやすいでしょう。
また、設備の維持・管理などは管理人に任せることができるのも安心です。

自分の希望や体調に合わせて住み替えができる点も、賃貸ならではのメリットとして挙げることができるでしょう。
その反面、老後は年を重ねるにつれ、借りられる物件の選択肢が減る可能性もあります。
貸すリスクが大きいと考える大家も多いため、高齢になるほど家を借りることが難しくなることを念頭に置いておきましょう。

持ち家(マンションや一戸建て)に住む

老後の住まいとして、持ち家に住むのもいいでしょう。
初期費用や住宅ローンを払う必要がありますが、完済後は生涯住まいに困ることはなくなります。
自分の体調や体の変化に合わせ、暮らしやすいように家をリフォームできる点も、老後の住み良い暮らしには魅力的でしょう。

ただし、持ち家の場合は住宅ローンを完済しても、固定資産税や、建物の維持費やリフォーム費用などが必要になることも見すえておかなければなりません。
また、資産にすることができる反面、自身が亡くなった後にどうするかも、専門家などの手を借りながら考え、いざというときに備えておくことも大切です。

高齢者向けマンションに住む

高齢者向けマンションとは、高齢者が暮らしやすいように設計されたマンションのことです。
「シニア向け分譲マンション」とも呼ばれ、購入して資産としながら暮らすことはもちろん、賃貸契約で住むこともできます。

メリットは、高齢者が快適に過ごすための設備が整っている点です。
バリアフリーが行き届いているだけでなく、レストランや温泉、プール、ジム、カラオケなど、趣味や健康のために楽しめる施設が併設されていることもあります。
病院への送迎や日常生活のサポートなど、サービスが充実している点でも安心です。
また、同じマンションで暮らす人との交流機会を設けていることも多く、同世代の人とのコミュニケーションも楽しむことができるでしょう。

独身女性の老後の住まいの注意点

このように、独身女性の老後の住まいにはさまざまな選択肢があります。
とはいえ、老後は健康面や生活スタイルが時間の経過とともに変化しやすいことは念頭に置いておく必要があります。
体調や環境の変化により、住み替えが発生する可能性も視野に入れ、その場合のこともある程度考えておけば、いざというときの負担も軽減されるでしょう。

また、老後の生活では、住まいの出費だけでなく、突然医療費や介護費が多額になることも考えられます。住まいを選ぶ際は、老後ならではの出費についても視野に入れ、資金計画に無理のない範囲で検討することが大切です。

独身女性の老後は、住まいをどう選ぶかは自由です。
とはいえ、自身の希望はもちろん、資金計画や将来的なことも考えて、慎重に考えることも求められます。
住まい選びでお悩みの場合は、一度ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみるのもいいでしょう。
独身女性の老後に関しては上記を参考にしてみてください。

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